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連続ドラマ
TERM
フジテレビ 1998年 10月〜12月
(毎週1時間 全12回放送)
TITLE
『眠れる森』
A SLEAPING FOREST
 
CAST
中山美穂   木村拓哉
    ほか
STAFF
脚本 野沢尚
企画 亀山千広
プロデュース 喜多麗子
演出 中江功
澤田健作
制作 フジテレビ
ソフト制作本部制作室第一制作部

内容紹介
「森」―― 鳥がさえずり陽光の射す安らぎの「森」と、陽が厚い雲に覆われると恐ろしい暗闇に変貌する「森」。その森のもつ二面性がこの物語を誕生させた。また「森」という言葉は眠ったままの脳を連想させる。それは記憶…。
 『眠れる森』では自分の人生に対する責任と命の尊さを訴えるべく、『どんな過酷な人生でも自らが受けて耐え忍び、あるいは過去を乗り越えていくことで人間は成長していく。周囲はいくらか援助したり支えることはできても、人生を肩代わりすることはできない。そして、どんなに罪深い過ちを犯していようともすべてを引き受け、その人生を生きろ、人生のやり直しは不可能なのだから…』というテーマを提唱。
 最後の神秘である「記憶と脳のメカニズム」を描くミステリー作品。
 主演を演じるのは、木村拓哉、中山美穂という初コンビ。中山美穂が演じるのは、小学生の時、交通事故で家族を失い、当時の記憶が曖昧になっているが、結婚を前に当時の手紙を発見したことにより過去と対峙することになる大庭実那子役。一方の木村拓哉は、なぜか15年前の一家惨殺事件の犯人の行方を追い、また、大庭実那子の過去から現代までも知っている謎多き男にしてライティングデザイナーの伊藤直季役。

あらすじ
蘭専門の植物園で働く実那子は、3ヶ月後に恋人・輝一郎との結婚を控えていた。実那子自身は当時の記憶を失っているが、実は15年前の市議会議員一家惨殺事件の生き残りの次女である。事件直後、警察は実那子の姉である貴美子と恋人関係にあった国府を逮捕した。
ある日、実那子は事件の直後にもらったラブレターを見つけ、その差出人に会うため故郷の”眠れる森”に出かける。そこに待っていたのは、実那子の過去から現在までを全て知る謎の男・直季だった。
惨殺事件の容疑者として逮捕され仮出所中に逃亡し、実那子を監視する国府の目的とは?
実那子の葬られた記憶と過去、惨殺事件の真実が明らかになっていく・・・。
REVIEW
本当に大好きです。どんでん返しの連続ですが、最後まで気持ちよくだまされました。最後のエピソードはいつまでも余韻が残って切なくて泣けました。タイトルバックの深い緑の色調も、美那子の無垢な表情も、フランス映画音楽のようにドラマチックな展開のテーマソングも忘れられません。10年以上になるけれど、心に棘のように刺さって、ふとした時に思い出します。大好きです。野沢さんに感謝します。
by nemoken (2010-12-15)
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