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単発ドラマ
TERM
テレビ朝日 2004/04/02
TITLE
テレビ朝日開局45周年記念
『砦なき者』
 
CAST
長坂文雄 役所 広司
八尋樹一郎 妻夫木 聡
逢沢瑶子 鈴木 京香
倉科研司 内野 聖陽
有川博文 大杉 蓮
進藤安弘 六平 直政
古谷めい子 真木 よう子
小林久彦 田山 涼成
森島一朗 近藤 芳正
広田隆治 見 三省
ハ尋大樹 本田 博太郎
小百合 もたい まさこ
多島芳之 若松 了
笠原文子 銀 粉 蝶
    ほか
STAFF
原作・脚本 野沢 尚
監督 鶴橋 康夫
制作統括 早川 洋
(テレビ朝日)
企画 岩永 恵
(テレビ朝日)
小橋 智子
(テレパック)
プロデューサー 黒田 徹也
(テレビ朝日)
田辺 隆史
(東北新社)
制作 テレビ朝日
東北新社

内容紹介

(みどころ)
この「砦なき者」は、野沢尚氏原作&脚本の話題作を、テレビドラマ界の巨匠・鶴橋康夫監督がドラマ化したもの。
役所広司、妻夫木聡、鈴木京香という豪華キャストが送る究極のサスペンスドラマで、名優として名高い役所と、本格的な悪役に初挑戦する妻夫木がクライマックスで展開する対決シーンは、みどころの一つだ。
 ストーリーは、人気ニュース番組のキャスター・長坂文雄(役所広司)が、無名の若者・八尋樹−郎(妻夫木聡)に告発されるところからはじまる。
 長坂は、担当ディレクター・逢沢瑛子(鈴木京香)の熱意にあおられて少女売春組織の元締めである女子高生を取材したのだが、その少女が無実を訴えて自殺してしまったのだ。八尋は死んだ女子高生の恋人と名乗り、突如、テレビに登場。横暴な報道に抗議する八尋の言動は、2000万人視聴者の同情と共感を集め、彼はまたたく間に有名カリスマ青年と化していった。そして同時に、長坂は―斉に抗議の視線を向けられることとなった。
 一瞬のスキから、思いがけない罠にはまってしまった長坂。だがそれは、八尋によって綿密に計画された“完全犯罪”の序章に過ぎなかった。
長坂と瑞子は、八尋がついた小さなウソ―“学歴詐称”を発端に、彼の完全犯罪の全貌を暴いていく。すると、次々に八尋の凶悪な過去が明らかになって…!?
 映画やドラマの脚本家としての活躍はもちろん、江戸川乱歩賞作家でもある野沢尚氏が、同名小説を自ら脚本化! 演出は、「天国への階段」「リミット」「永遠の仔」「龍神町龍神十三番地」などテーマ性の高い話題作を生み出し続け、“映像の魔術師”との呼び声も高い鶴橋康夫氏が手がけた。
 主人公のニュースキャスター・長坂文雄役には、名実共に日本一の俳優・役所広司。
長坂を崇拝する反面、長坂をおとしめようとするメディアが生んだ若き怪物・八尋樹一郎役に若手ナンバーワン俳優の妻夫木聡。
そして、長坂を師とあおぎ、自分の企画によって怪物・八尋を目覚めさせてしまった女性ディレクター・逢沢瑞子役で鈴木京香が出演。
 豪華なキャスト&スタッフが、壮大なサスペンスミステリーをお送りしていく。

 (あらすじ) 
 ひとりの女子高生が、ビジネスホテルの一室で自殺を遂げた。
 その少女・古谷めい子(真木よう子)は前日、首都テレビの人気ニュース番組『ナイン・トゥ・テン』の特集企画の中で、少女売春の元締めとして報じられたばかりだった。
 報道記者出身の『ナイン・トゥ・テン』のメインキャスター・長坂文雄(役所広司)は当初、この女子高生売春を追う特集に乗り気ではなかったが、企画を担当した女性ディレクター・逢沢理子(鈴木京香)の熱意にあおられて取り上げることにしたのだった。
 すぐに競合の東洋テレビが、自殺した女子高生の恋人だという青年・八尋樹一郎(妻夫木聡)に独占インタビューを行なった。
深い悲しみをこらえながら、報道によって死に追いやられた少女の無実を訴える八尋の姿は、テレビの前の視聴者に絶大な同情と共感を与えた。
そして同時に、首都テレビは一斉に抗議の集中砲火を浴びることとなった。
 結果、長坂は1ケ月の謹慎を命じられることに。しかし、反対に八尋はCS放送への出演を皮切りにあっという間に人気者となり、なんと東洋テレビのワイドショーにレギュラー出演するほどのカリスマと化していった。
  自らの企画のせいで長坂が窮地に追い込まれたことに罪の意識を感じた瑶子は、独自に八尋について調査を進めることに。
すると八尋が大学“中退”を“卒業”と詐称していたこと、そして八尋の周囲で、不審な事故死が多発していることがわかった。
八尋の大学時代の同級生が謎の転落死を遂げていた上、八尋のレポート担当の教授・多島芳之(岩松了)が駅のホームから何者かに突き落とされ、足を切断する大ケガを負っていたのだ。
 さらに、問題となった特集企画で取材した少女売春組織の客・進藤安弘(六平直政)から番組に連絡が入り、思わぬ真相がわかった。
めい子が元締めだったという女子高生の売春組織などはまったく存在せず、はじめから長坂を罠にはめるために、八尋が進藤に金をつかませて客を演じさせたというのだ。
 八尋はなぜそこまで綿密な仕掛けを計画、実行してまで、長坂をおとしめようとするのか。
長坂はメディアが生んだ怪物・八尋と、自らのジャーナリスト生命を賭けて対決することを決意するが…!?

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